卒業生の言葉 ③ / Message from Alumni ③ (Tomona)¶
Archived verbatim from note.com on 2026-06-02 for provenance durability. PRIMARY source; cite by key nf009f9abeda5. Published 2024-01-21 13:59. Tomona, an interior design student at Musashino Art University. (Notable detail: an islander named Zenji-san / ぜんじさん endorsed her team's proposal.)
2023年5月コースの参加学生に「記憶が新鮮な内にプログラムを通じて感じたことを教えてほしい」とお願いしました。受け取った感想の一部を紹介します。武蔵野美術大学でインテリアデザインを学ぶトモナのメッセージです。
最近いつもGreen Dayを聴いている。島でのドライブでよくGreen Dayの曲が流れていて、島の風が気持ちよかったなあ、とよく思い出す。街中で流れて好きになるでもなく、みんなと過ごして好きになったのが私にとって特別な音楽になった。そんな感じで、私は佐木島での日々ををまだまだ懐かしんでいる。
佐木島での生活は、毎日新しく感じること、知ることが多い10日間だった。そんな中で私にとって10日間で得られた大きな意味は、人との大切な関わりと、自分自身の心の確立だったのかなあと感じている。
まず、このスクールでたくさんの人の優しさに出会った。留学生のみんなは、英語が拙い私に対してもいつも心を開いて話してくれた。言葉よりも態度でわかり合おうとしてくれたことが、お互いに伝えたい気持ちが伝えれるんだということに気がついた。言葉では完全に分かり合えなかったけれど、一緒に話したり、笑い合ったり、助け合うことを通して、お互いに友達だって感じ合うことができた。そんな感覚は初めてだった。人と関わることの大切なところを解ることができたような気がしている。この体験は、これまでの私にとってかけがえのない大切にしたいものになった。
日本の学生のみんなにも本当に、沢山助けられた。いつも通訳してくれたり、いろんな場面で助けられた。いつも感謝しながら、時折情けなくなりながらも、みんながいなかったらどうなっていたんだろうと思う、、いろいろ学べることの多い人たちだなあと感じた。
そして歓迎してくれた島の人。元気と無邪気さを振り撒いてくれた子供たち。この素敵な10日間をつくってくれた直さん、ブライアン、桃子さん。本当にありがとうございました!このスクールで関わった人たちに、出会えてよかったなあと感じています。
私がこのスクールに参加した一番の目的は「伝え方から考えることで、在り方を変える」ことを実際の環境で挑戦することだった。その上で、参加前から興味を持っていた解体の印象をどう変えられるかという課題について取り組めたことも、それ以上に、同じように関心を持って深く真剣に考えていけるメンバーと、環境に出会えて嬉しいと心から思った。
島民の方へのプレゼンの際には、ぜんじさんから提案に共感して、ぜひやって欲しいと言ってもらえたことが強く心に残った。他の島民の方から感想をもらう中でも、なんとなく、これからにわくわくした思いが伝わってきたような気がした。今まで私がものを作ったり提案する中で、その先に実際に人がいることはほとんどなくて、本当にこの提案する価値をいいと思ってくれるのか、という不安に最近は悩まされていた。そんな時に、実際に価値を届けたい人から、私たちが見ようとしている展望を少しでも見てもらえて、共感してくれたことが伝わってきてとても嬉しかったし、大事なきっかけに感じた。実際にやってみたい!と思った。そして、このスクールのみんなを通して、佐木島のこの先を本気で考えている取り組んだエネルギーが島の人にも伝わった気がした。私たちの精一杯の提案できたことの他に、佐木島の未来はきっと楽しい!という明るい予感をを残せたようにも感じた。
自分の考え方にも変化があった。普段の環境や人間関係と離れた場に出ていったことで、自分の感じること、自分の意思を大事にするための自信が持てるように変わったように思う。それは、このスクールでいろんな人の考え方や生き方を実際に知ることができたことや、自分の意思を持って今回参加した行動自体によるものだと思う。就活や授業を一旦放り投げて佐木島にやってきて、自分でやってみたいと感じていたことに行動を起こせたこと、そこで実際に得られたものの価値をこれからも大事にしたい。
また、英語をもっと勉強したい!と思うようになった。今までは、英語を勉強するときっと将来仕事に役立つだろうから勉強しよう、という漠然とした意欲を持っていた。けれど今回留学生のみんなと話してみて、なかなか話していることを理解できないし、自分の思っていることを自分の思うままに伝えることはできなかった。「彼らが伝えたいことをわかりたい、、!」「私の言いたいことを伝えたい、、!」と何度も思った。それは、もどかしさもありながら、もっと話せたら楽しいだろうな〜!英語もっと勉強したいなあ、というわくわくした意欲に変わったのを実感した。今までの漠然とした目的が、実際に自分が望むものにつながったことは大事なきっかけになったと思う。
今回課題に対して組んだことが、実際にどんな形で佐木島に届けられて、島の人たちはどんな風に受け取ってくれるのか、この先をやってみたいという思いが強くなった。また佐木島に帰ってきたい。
トモナ
(An English translation by the author follows on the original post; the Japanese above is the primary text. Key line, in the author's English: "the most important things I gained during those 10 days were important relationships with people and the establishment of my own mind.")